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2020.04.29

ギックリ腰の対策!

最近、患者様が増え始めました。 「ギックリ腰」患者様です。

4月に入りました。もうすぐ5月。
急に寒くなったり、身体が寒さに対応しきれないこの時期。
農作業がスタートするこの時期。

知らぬ間に身体を冷やしてしまい腰やお尻周りの筋肉を硬く緊張させて
血流を悪くさせることにより腰周りに激痛を引き起こします。
経験者であればこの辛さはわかるでしょうが未経験の方にとってはピンとこない症状だと思います。
見た目にも血が出たりしてるわけでもなく腫れ上がっているわけでもないので
なかなかその痛みを理解してもらえないケースが多いようです。
「ごはんは食べれるんだから大丈夫でしょ?」と妻にいわれたと落ち込んでいた方もいました。(笑)
ちなみに私は恥ずかしながらギックリ腰経験者です。「その痛み」痛いほど共感出来ます。

さてそんな「ギックリ腰」次に挙げる対応策である程度防ぐことが可能です。

➀「こまめに動かす」ギックリ腰の一番の原因は、筋肉の硬さにともなう血流の悪化です。
これを引き起こす最大の要因は「同じ姿勢、同じ動作」の繰り返しです。
例えば、草むしり、掃除機がけ、デスクワーク、長距離運転など、ほぼすべての日常生活動作。
長時間同じ作業が続くと症状がドンと出やすいので、意識的に休憩したり、違う運動パターンを行うことが大事になってきます。
例えば、難しい動きではなくて、ちょっと合間に腰を回す、脚を屈伸してみる、背伸びをしてみるなんてことなどでいいのです。
スマホのタイマー機能などを使って強制的に合間に動かすようにするといいかもしれませんね。
ちなみに、ふかふかのソファに半ケツで座って長時間スマホは最悪です。高確率で腰が爆発します。
この場合も、合間をみて、立ちあっがって体操をしたりしてみるといいようです。

➁「普段から体操を行う」
筋肉は普段から小さい動きしかしていないと
「あっ、俺はそんなに動けなくても大丈夫なんだ!」って勘違いを起こして
どんどんかたくなり、関節の動き幅を悪くしてしまいます。
そんな状態の方がさもない動作を起こして「ギックリ腰」になります。
これを解消するためには毎日、日課のように関節を大きく動かす体操を取り入れるこが必要になります。
特殊な体操じゃなくて結構です。
誰もが知ってる、全身を動かせて効率よく筋肉を伸び縮みさせられる魔法の体操があります。
そう「ラジオ体操」 です‼   

➂「定期的なケア」
通常、皆さんが当院のような治療院を利用する時ってどんな時かというと
「痛みがある」時だと思います。たしかに痛みが強い時には「なんとかしてくれー」ってなりますよね。
では「痛くない」時は身体は調子が良い状態なのか?  答えは「ノー!」です。
「痛みがある」という時は、身体が「もうこれ以上は耐えられません!」となっている状態です。「非常事態」ということです。
では「痛くない」とはどういう状態かというと「結構きついけどまだ耐えられますよ!」っていう状態です。
学生さんのように筋肉の状態も柔らかくて、本当にいい状態で「痛くない」ということもありますが
私達のようにとっくに学生時代を終え、世間の荒波に揉まれまくっているような人たちは
「痛くはない。でも身体は結構ガタ来てます。」っていう状態がほとんどです。中高年の私達世代の大半がこの状態です。
ですから「痛くない」時でもしっかり身体を「ケア」をすることが大切です。
「痛くない」という状態でも、治療を受けると「あれっ!そこメッチャ痛い!どうなってんだ!?」みたいなところが沢山あったりします。
治療を受けることで自分の身体の状態が把握できるというメリットもあります。
重症化する前の定期的な身体の「ケア」は時間効率がまちがいなく良いんです。

以上の3点が今回おススメする「ギックリ腰」の対処法です。
実はこの対処方法、ギックリ腰以外の症状でもそっくりそのまま当てはまります。
                                           
「ギックリ腰」になった場合はお気軽にご相談ください。
そして当院では「ギックリ腰」にならない身体作りをしっかり指導します。    院長

TEL:0197-62-6288
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